2014年05月12日

地方におけるシステム受託開発(1) 現況概略

仙台にきて、10年経ちます。その年月を過ごしてきて、システム開発の仕事ってどうなの??と、思うところが多々あり、思いついたまま書いていきます。まとまりは悪いと思いますが、ご容赦ください。

☆開発業務の量と発注先
仙台あたりだと、そこそこ栄えてるし仕事も多そうな気がします。実際、ハロワでも常時IT系の求人は出ていますし。

ですが、名だたる大企業というのは少ないですよね。銀行や新聞社、電力などは大きいですが、子会社だったり、特定の企業との取引が主で、しかも、大きな開発案件は首都圏の大企業に出していたりします。

地元の受託企業はそういったところのおこぼれをもらうぐらいしかないものと思います。それは案件を受けるのではなく、人を入れるというものになります。大きい案件を受けるだけの技術も体力もないのだから、そうなってしまいます。

※受託ではなく、スマホアプリやゲーム、ソーシャル、パッケージなどを自社開発しているケースもありますし、開発用ツール類を作って売る会社もありますが、詳しくないので触れません。

☆受ける側の問題
大手企業と密接な関係があるところは、大手で仙台に本社があるような企業だったり、大手の支社だったりで、中小のIT企業は技術者の不足分を供出するぐらいしかありません。以下は、そういった中小についてのことです。

人出しが主だということは、組織として機能しないということです。あくまでも個人技術者です。Javaができる人、VBができる人、そういう要求に答えるのみです。ですので、技術者個人に依存し、組織として何かをするということは、多くありません(数名で参画する場合はあるでしょうけど)。

当然、余裕もありませんから、主体的に教育するということも期待できません。仕事が途切れて、待機状態の場合でも、何か勉強しておけということになります。系統的なトレーニングなどできないのです。

結果として、入れてもらったプロジェクト内でのOJTとなり、経験したこと以外は何もできない技術者を量産してしまいます。

大手顧客と直接の取引がなく、パッケージ等の自社開発もない受託企業(人売り企業)はこの先も同じ状況が続くことでしょう。

☆出す側の問題
こちらも大手ではなく、システムを作る余裕のある、そこそこの会社のことです。

1つ目は自社内の技術者がいまひとつということ。これは、自社内での運用業務に時間を割かれることが多いので、システムを作るということとは、専門が違ってしまっているということです。

2つ目は、外注するにしてもうまく回せないという問題があります。これも、専門外のことですから、そうなるでしょう。相手は、やたらと細かい設計書を作ってきてレビューしてくれなんて言いますから、そんなものを見せられても、いいのかどうかわからないというのが現実です。

3つ目は、やはり適切な相手を見つけられないということでしょう。過去に何らかの関係があった企業が中心になります。でも、そこが適切かどうかは別問題だし、どこに発注すれば一番いいのかさっぱりわかりません。費用もそれぞれです。高いところは辛いし、安いところは不安です。社長の鶴の一声で決まったりもしますしね。

☆技術者の問題
再び、受ける側に戻りますが、人売りというのは、要するに、相手先で業務を行うわけで、一次請け、もしかしたら二次請け、三次請けの中に1人か数人で入って、慣れない机と椅子と空気の中にいることになります。

慣れない場所だと効率も落ちますよね。

先も見えないしモチベーションも上がりません。少しでも這い上がるには、売られる側から売る側に転身するぐらいしかなさそうです。

所属企業も別に何をしてくれるわけでもないです。残業も多く、技術力を磨くための時間も取れないし、その気力もない。

だから、いつまでたっても、状況は変わりません。残念なことです。

そんなわけで、こんなのはどうかな↓↓というのを考えております。
http://www.hatake-kikaku.info/consultation.html

地方のITについて書いたKindle書籍です。


畠 企画
http://www.hatake-kikaku.info/

次回からは、受ける側、出す側、技術者それぞれについて、個別に書いていこうと思います。

以上

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posted by はたけきかく at 09:53 | Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月08日

DMによる販促活動

何かを始める時、多くの人に知ってもらうにはどうしたらいいかという課題がありますよね。ホームページを作っただけでは、誰も見に来てくれません。ネットでは、(サイトのリンクを貼って)ブログをいっぱい更新する、とか、メールマガジンを発行してサイトを知らせるする、とか、TwitterやFacebookなどいろいろな書き込みで宣伝する、とか、検索サイトのリスティング広告を出す、とか、やり方はいろいろです。

ブログの場合は、このseesaaでも、記事が投稿されるとトップページに載るので多少のアクセスが見込まれ、回数が増えればそれに応じてアクセスも増え、中には閲覧者がどこかにサイトのリンクを貼ってくれたりして、だんだん重要度が高まり、検索サイトの上位に出るようになっていきます。

メールマガジンだと、読者増サービスがあり、お金さえかければ読者を増やすことができます。

それとは別に、リアルなお店をどこかに出し、その近所の人がお客さんだという場合は、ちらしを配るとか、タウン誌に広告を出すとか、になりそうですが、こういうのもあります。

宛名リストがなくてもDMを送れる!「かもめタウン」
http://www.post.japanpost.jp/kamome/shiru2.html

指定したエリアの家すべてに配達してくれるサービスです。これ、なかなか驚きじゃないですか??地域によってはマンション単位の指定もできるとか。

しかも必要なのはハガキの代金のみ。52円を1000通なら5万2千円。
※当然、印刷代も別途かかりますね。自分でプリントする場合でも、インク代電気代など経費はかかります。

ですが、どうも妙な制度でして、そもそもは

くじ付き【暑中・残暑見舞いはがき】

というものなので、引受期間が夏までと決まっています。

今年の場合は、2014年5月29日(木)〜8月31日(日)

なんか不思議ですよね。通年でやれば利用者が増えると思うし。

逆に、邪魔臭いDM送付をJAPAN POSTが商売として思いっきりやっちゃってるというのもヘンです。不要な情報だと思う人からすれば、ゴミですからねぇ。

以上

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posted by はたけきかく at 19:37 | Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月19日

某お仕事紹介サイトにて

とりあえず、登録だけはしてみようとやってみた。

するとメールが届いて、こういうのはどう?っていう内容だった。

見てみると、業務アプリ開発の仕事で、どこでやってもいいっていういいお話。内容はというと、きちんと画面仕様があって、30画面弱。それを半年ぐらいでってことみたい。

やろうとするなら提案を出さないといけないけど、これって自分にできんの?!って心配になる。それに言語も経験ないやつだし。

これまでだと、誰かが取ってきた仕事にちゃんと技術力とかメンバー構成とか考えたのかよー、とかそういうクレームも付けつつ、うまくいかなかったらどう責任取るんだよー、とかも思ってたけど、そういうのを全部自分で判断するって、とっても大変ですね。

いや、これ無理だなー。

うまくいかなかった場合のセーフティネット的なものもないもんな。ほんとにプロじゃないと。仮に自分の知ってる言語ならいけるかっていうと、やっぱり厳しいと思う。一週間ぐらいきちんと分析してみればもう少し見えてくるだろうけどねぇ。

一つの言語だけじゃなく、Web系ってJavaScript、Ajax、JQueryとかっていろいろあって、ま要するにJavaScriptだけど、ライブラリがいろいろ出ててどれがどうかとか試しながらやってくのも面白いけど、お客さんの希望通りにいかない時に、自分で作れるかっていうと作れないのも問題。

だいたいのところはわかっても、個々の細かいところは知らないし。

前、要件定義→設計→実装→テスト→導入っていうのを1人で通してやったこともあったけど、それってマネジメントもSEもプログラマーもテスターも一緒くたにやってるようなもんだし、大変だよねぇ。それが個人事業主ってもんだろーと言われればその通りですが..。

なんだか、システム開発なんて1人でやるもんじゃないんだな、って思い始めてきた。よわよわです。常駐型なんてネットでは首都圏のプロジェクトしか出てこないし、ほんとに地方でやろうと思ったらこういうプロジェクトに覚悟を持って挑まないといけないわけですが、覚悟がないな(´・ω・`)。

ってことは、派遣とかぺいぺいの客先常駐の指示通りやります的な仕事が似合ってるってことかもだね。

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以上

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posted by はたけきかく at 20:26 | Comment(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする